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2019.09.02 活動報告

スポーツまちづくりトーク『スポーツボランティアの楽しさを知ろう』が開催されました

7月27日(土)エルソーラ仙台AER 28F大研修室を会場に標記イベントが開催されました。


コーディネーター

(一社)SC.FIELD代表理事 大坂 ともお 様


パネリスト

うつくしまスポーツルーターズ事務局 斎藤 道子 様

グランディ21・ボランティア キャプテン 村松 淳司 様

市民スポーツボランティア SV2004代表理事 泉田 和雄 様

 

をお迎えしてスポーツボランティアの魅力、今後の可能性、来年の東京オリンピックでの活動について御三方にパネルディスカッションしていただきました。


以下、パネルディスカッションの一部内容となります。


スポーツボランティアの魅力・意義とは

・日本全国たくさんの方と知り合うことができ、試合会場でしか会えない人もいるのでいろんな方と出会えるのがボランティアの良いところ。(泉田氏)

・人との出会い、自分自身で仕事を見つけ活動を行う面白さがスポーツボランティアにはある(村松氏)

・スポーツボランティアは「支える文化」で「楽しいからやりたい」を自ら手を挙げてスポーツを支える活動に携われるよう日々考えて取り組んでいる。(齋藤氏)


 スポーツボランティアのこれからの可能性とは

・今までのイベントは相談を受けての活動がほとんどだが、これからは自分たちが発案したイベントを作っていくことがあるかもしれない。(泉田氏)

・ボランティア主催のスポーツパークのイベントを勾当台公園など借りて、いろいろなスポーツが体験できるブースを設置したいと考えている。(村松氏)

・震災以降、壊滅的な被害を受けた福島県の浜通りはスポーツボランティアが減少した。ただ、中通り(福島・郡山・白河)、会津地区は逆走マラソンのように魅力的なイベントがあることで若い方たちの協力が得られ活性化していった。イベントを一緒に作り上げることが大事。(齋藤氏)


 宮城県・福島県のスポーツボランティアの違いとは

福島県と宮城県はスポーツボランティアの中では特別で、一つの団体・組織が複数の種目のスポーツ・イベントに関わる団体は日本中では福島県と宮城県だけだと思う。(泉田氏)

宮城県の活動を参考としている部分もあるが実際に福島ユナイテッドFCと一緒にベガルタ仙台の試合を視察に行くなど勉強させてもらっている。ただ真似をしただけなら通用しないので福島らしさを出しながら常に気になる存在ではある。

中高生のボランティア活動にも刺激を受けた。(齋藤氏)

仙台市はイタリア代表の五輪キャンプ地に手を挙げており、先日もシッティングバレー女子イタリア代表がパラリンピックの出場権を獲得しました。

福島県は障害者のための施設の見直しなど積極的に進めているが、宮城県はその点に関しては遅い。(泉田氏)

・福島県は県の生活環境部が駅や施設のバリアフリー化を見直し、五輪会場のひとつあずま球場に関しても当初はリフトの設置予定のみで、実際にスポーツボランティアが障害者視点で見て歩いたことで、これでは無理だと提言したところエレベーターを設置することができた。(齋藤氏)


 東京オリンピックでの関わり方

・3名とも東京オリンピックのボランティアに関わる予定。(泉田氏)、(齋藤氏)、(村松氏)

・9月6日のパラリンピック最終日にはボランティアの方々と後夜祭を行うことを計画している。(齋藤氏)


当日は、30℃を超える猛暑の中、多くの方にお越しいただきましてありがとうございました。このパネルディスカッションを通じて宮城・福島のスポーツボランティアがより良い活動につながればと思います。


今後もこのサイトを通じて、研修会等のご案内をさせていただきます。

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