8月8日(日)仙台国際センター大ホールにて標記イベントが開催され、参加者は約100名近くの方にお越しいただきました。
前半は9月に開幕を控える国内初の女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)より初代チェア岡島喜久子様をお招きして基調講演していただきました。
この秋より仙台に第4のプロスポーツチームがマイナビ仙台レディースが誕生し、WEリーグが目指すもの求められることについてお話しいただきました。
2011年に女子サッカーW杯にて初優勝し、女子サッカーが注目されてきました。しかし、近年では代表戦での成績が振るわず、なでしこリーグについても注目度が以前に比べて低下。そんな中、9月に開幕するWEリーグ(全11クラブ)日本で初めて選手全員がプロ契約し競技に集中できる環境が整い、海外の女子プロサッカーリーグではこうした競技に集中できる環境を整えたことで女子サッカー全体の競技レベルが上がったと言われております。日本でも2011年以来のW杯優勝を目指し、国内の女子サッカーの競技レベルの向上、人気が再び盛り上がることを期待しつつ皆様9月の開幕を迎えましょう。
また、後半のパネルディスカッションでは前半に基調講演していただきました岡島チェアに引き続きご参加いただき、仙台市内の中学校で教諭、日本サッカー協会審判委員会女子部WEリーグ分科会および地域分科会担当しておられる鮎貝志保様、(一社)ソルファクション代表理事中田麻衣子様、昨年までベガルタ仙台レディースの選手として活躍され、現在は㈱マイナビフットボールクラブの職員としてチームを支えている小野瞳様をお招きし、今後の仙台の女性スポーツを盛り上げるためのヒントをいろいろな視点から探り、女性スポーツを発展できる取り組みをコーディネータの仙台大学准教授弓田恵里香様を中心にパネルディスカッションしていただきました。
当日はパネリストより女性スポーツがまちで輝くために多くのご意見をいただきました。
環境を整えることは女性スポーツに関わっている人だけでは難しいのでスポーツ以外の所で連携を取りながら仙台が女性スポーツを盛り上がるまちになっていくよう、今後皆さんと一緒に取り組んでいければと思います。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただきました岡島様・鮎貝様・中田様・小野様・弓田様誠にありがとうございました。