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2021.12.09 活動報告

スポーツまちづくりトーク2021-パラスポーツのこれから-が開催されました

12月5日(日)仙台福祉プラザふれあいホールにて福祉まつり「ウエルフェア2021」(障害者週間記念式典)の第二部講演として標記イベントが開催されました。当日は100名を超す皆様にお越しいただきました。

 

第一部では、『パラスポーツのこれからTOKYO2020レガシー』と題しまして、(公財)日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会委員長河合純一様をお招きして基調講演していただきました。

障がいのとらえ方を始め、パラリンピックの歴史と現状、今年行われた東京2020パラリンピックについて、パラスポーツの課題・今後のビジョン、共生社会についてお話しいただきました。

その中でも印象に残ったのが、ミックスジュースの様な個性をすり潰し混ざりあう共生社会ではなく、フルーツポンチの様なそれぞれの個性・触感・味を生かしながら混ざり合うような共に生かし合う共生社会を目指すことが求められている。こうした社会に向けて実行・実現に移していける社会になればと思います。

 

第二部のパネルディスカッションでは、第一部の基調講演いただきました河合純一様に引き続きご参加いただき、シドニー2000パラリンピック競技大会車いすバスケットボール男子日本代表 キャプテン 根木 慎志様、東京2020パラリンピック競技大会バドミントン女子シングルス 銀メダル・ダブルス銅メダルを獲得いたしました鈴木 亜弥子様、コーディネーターとして岩瀬 裕子様に加わっていただきました。

実際に、今年の東京2020パラリンピックに携わっていた3名のパネリストより、東京2020パラリンピックの大会・選手村の雰囲気・パラスポーツの現状・パラスポーツを地域に根付かせるための取り組み等についてディスカッションしていただきました。会の前半では鈴木様より実際にパラリンピックで獲得した銀・銅のメダルを見せていただき、代表して根木様に銀・銅のメダルを比較していただきました。そのメダル製作の裏話などについて河合様から説明をいただき、この場でしか聞くことができない大変貴重なお話をいただきました。

 

実際に東京パラリンピック開催を機にパラスポーツの興味・環境・認知度など大きく変化し、今回の東京大会が一過性のものにならない様、パラスポーツをより身近なスポーツになるよう体験会の実施やイベント・大会の実施など障がいを知るきっかけ作りを行っていかなければならないと感じました。

ぜひ、皆様もこうした大会・イベント・体験会がございましたら知ることから始めていただければと思います。

 

ご参加いただいた皆様、ご協力いただきました河合様・根木様・鈴木様・岩瀬様、誠にありがとうございました。

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